部署紹介
看護部の概要
看護部運営を効果的に行うために看護部組織を編成し、看護業務の円滑な運営と質の向上に努めています。
部署紹介
集中治療センター
3階集中治療センターは心臓外科・呼吸器外科・消化器外科の侵襲の大きな手術後の患者さんや緊急で搬送された急性心筋梗塞などの虚血性心疾患・重症心不全・大動脈疾患など循環器疾患の患者さん、重症肺炎など人工呼吸器管理が必要な呼吸器疾患の患者さんが入院しています。
病床数は26床あり、スタッフも70人以上在籍しています。医師をはじめ他職種と患者さんについてディスカッションを重ね、最良の医療・看護を提供できるよう努めています。
生命の危機に直面した患者さんはもちろんの事、家族の方々にも寄り添った看護を目指しています。

手術室
手術室はハイブリット室を含む全6室で稼働し年間2200件あまりの手術を行っています。
心臓血管外科、循環器内科、呼吸器外科、消化器外科の手術を24時間365日対応し、二次救急指定病院としての役割を果たしています。2024年度よりダビンチ(手術支援ロボット)を導入しています。
私たち手術室看護師の役割は、様々な不安を抱えて入室して来られる患者さんに術前、術中、術後を通して「安全で良質な看護」を提供しています。また麻酔科医師、各科の医師、臨床工学技士、診療放射線技師などのコメディカルと連携しチーム医療を実践することで、最適な医療を提供できるように努めています。
患者さんの不安に寄り添い、安心して手術に臨める環境づくりを大切にしています。

5階西病棟
5階西病棟は、呼吸器外科9床、循環器内科28床の2科混合病棟になっています。呼吸器外科は肺癌と気胸の患者が主に入院し毎日手術が行われています。循環器内科は弁膜症疾患の心不全患者に対する内科的弁膜症カテーテル手術を実施している病棟です。また、透析患者の治療も受け入れているため透析看護も実施しています。
先進医療に取り組む病棟としてチーム医療を大切に日々頑張っています。

5階東病棟
5階東病棟は、心臓血管外科と循環器内科の混合病棟です。循環器内科の病棟は院内に4つありますが、当病棟は植え込んだペースメーカーの抜去術と左心耳閉鎖術という治療をメインでみています。外科と内科のスタッフは科の垣根なく、常に協働しています。入院した患者さんがその人らしくまた生活の場に戻れるよう、医師はもちろん、理学療法士・管理栄養士・地域医療連携室・薬剤師といった多職種と連携を密にとっています。
当病棟は唯一、男性看護師が師長です。男性看護師の比率も多く、命の現場の緊張感は持ちつつも和気藹々と仕事をしています。

6階西病棟
6階西病棟では、カテーテルアブレーション治療をはじめとした不整脈に対する専門性の高い治療を安全・安心に行えるよう看護を提供しています。また、循環器・不整脈科の病棟として、急性期治療だけでなく心不全など慢性期にある患者さんに、日常生活の注意点を含めた生活指導を個別性に合わせて行い、退院後の生活に向け患者さん・ご家族の思いに寄り添った看護を提供できるよう努めています。

6階東病棟
6階東病棟は循環器内科40床を有する病棟です。現在、循環器内科では多岐に渡り高度先進医療を提供していますが、6階東病棟では主に冠動脈・末梢血管のカテーテルインターベンションの治療・看護を提供しております。下肢動脈の血流障害による皮膚潰瘍を形成している患者さんが多く、フットケアに力を入れ取り組んでいます。
7階西病棟
7階西病棟は消化器内科・肝臓内科(37床)、消化器外科(2床)の混合病棟です。肝臓内科のメイン病棟としての役割があります。肝臓内科では診断のため肝生検を受ける患者さん、急性肝炎や肝硬変、肝細胞癌といった急性期~慢性期、終末期の患者さんへ看護を提供しています。消化器内科では内視鏡治療、検査を受ける患者さんが少なくありません。消化器外科では7階東病棟と協働し術後患者さんへの看護を提供しています。
対応する疾患は多岐に渡っていますが、患者さんひとり一人と真摯に向き合い、その人に合った療養環境、よりよい看護を提供できるよう日々研鑽を積んでいます。

7階東病棟
7階東病棟は、消化器外科病棟で、食道、胃、腸、肝胆膵、全ての消化器の手術を行っています。術式は、侵襲が少ない腹腔鏡下手術を中心に、2024年からは胃と腸のダビンチ手術も開始しました。病棟は、術前・術直後からの周術期看護、ストーマ造設患者の患者・家族指導、化学療法、終末期看護等を行っています。
また、医師・コメディカルとチーム連携し、高度先進医療・看護の知識や技術の充実を図り、術前、術直後、リハビリ、社会復帰までの総合的な周術期看護を行い、退院まで身体的・精神的看護、社会的資源を活用した退院調整、家族への支援等も含め、安心かつ安全な医療が提供できるよう日々看護に励んでいます。

8階西病棟
8階西病棟は消化器内科(26床)・呼吸器内科(13床)の混合病棟です。消化器内科では早期癌の内視鏡治療や、抗がん剤治療、そして呼吸器内科では、肺炎・肺癌などの急性期治療や、気管支鏡や睡眠時無呼吸症候群等の検査をしています。このように2つの診療科のあらゆる治療・検査を通して、急性期から終末期の幅広い看護を提供しています。また、2025年問題とも言われる認知症高齢者看護についても、業務改善をしながら取り組んでいます。患者さんには安全・安楽に入院生活が送れますよう研鑽を重ねております。

8階東病棟
8階東病棟は39床の消化器内科単科の病棟です。特徴としては、上下部の治療入院が大半を占めますが、肝胆膵系小腸内視鏡の治療、化学療法、癌末期患者も多く入院されています。平均在院日数は4日と短く、忙しい病棟ではありますが、日々業務改善を行い、職場環境を整え、良質な看護の提供を目指しスタッフ一丸となり、努力しております。

9階西病棟
9階西病棟は、呼吸器内科の病棟です。呼吸器内科では、肺癌、肺炎、COPD、気胸、喘息などの治療において他施設では経験できない専門性の高い治療を行っています。急性期病棟であり、化学療法、放射線治療を要する患者さん、緊急入院で重症化する患者さんの対応が求められています。呼吸器疾患患者さんのADLを維持し地域への早期退院を支援するために、医師はじめ多職種と連携し、スタッフ全員で力を合わせながら日々奮闘しています。また、患者・家族の気持ちに寄り添った丁寧な看護を提供できるよう努力しています。若手スタッフが多い部署ですが、チームワークの良い、若いパワーを存分に活かした活気ある病棟です。

9階東病棟
9階東病棟は特室1床を含めた39床の呼吸器内科単科の病棟です。人工呼吸器を要する急性期医療から終末期医療、診断を目的とした検査入院や化学療法を目的とした入院など、提供する医療・看護は多岐に渡ります。全ての呼吸器内科領域において、日進月歩しており、沢山の学びがありながら日々看護を実践しております。どんな患者さんに対しても患者さんの思いを知る努力をし、患者さんの思いに寄り添い、患者さんが必要とする看護が実践できるよう努力しています。

外来Ⅰ
外来Ⅰは、2階の心臓血管センター(循環器内科不整脈科・心臓血管外科)、呼吸器センター(呼吸器内科・呼吸器外科)、消化器センター(消化器内科・肝臓内科・消化器外科)の3センターの外来診療部門、内視鏡センター、外来化学療法室、中央処置室・採血室を担当しています。
外来は病院の顔です。病院の顔に相応しい看護を目指し、笑顔と丁寧さを心がけ、他職種と連携しながら外来通院中の方のケアを行っています。

外来Ⅱ
外来Ⅱは心臓血管カテーテル室と救急外来を担当しています。カテーテル室では、虚血性心疾患、末梢動脈疾患、不整脈、弁膜症に対する治療を行っています。新病院ではハイブリット室でのTAVIが開始されました。さらに、ヘリポートの新設で直接ヘリでの搬送受け入れができるようになりました。また、救急外来も兼務することで、急性疾患に対する緊急治療へのスムーズな移行が可能です。
このように外来Ⅱの看護師は、救急~検査・治療に至るまで幅広くかつ迅速に看護をしています。多くの専門的な知識・技術を必要としますが、みんなで助け学び合い、患者さんが安心して検査や治療を受けられるよう、地域のニーズに対応した救急医療を提供できるようにしています。

外来Ⅲ
外来Ⅲは、健診部門、放射線検査室(CT・MRI・PET-CT)、放射線外来の業務を担当しています。健診部門では人間ドックやPET-CT総合がん検診を受診される方の採血や検査、保健指導等を行っています。年2回実施する職員健診についても、全職員の対応を行っています。放射線検査室では、外来や入院患者の保険診療および健診者のCT・MRI・PET-CT検査の検査介助をしています。放射線外来では放射線治療を受ける患者さんが安全・安心して治療を受けられるようにオリエンテーションの実施、有害事象マネジメント、心理社会的問題に対する支援を行っています。
患者や健診者が安全・安心に受診することができるよう、多職種と協力しながら日々の看護に励んでいます。

私たちと一緒に働いてみませんか?
入職時は実習で経験したことのないケアや覚えることがたくさんあり、正直大変でした。しかし先輩方から声をかけてもらい、徐々に仕事にも慣れることができました。今ではやりがいを感じられるようになりました。