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後期研修 心臓血管外科

心臓血管外科 後期研修医募集について

 全国公募での採用募集を行っています。若く、やる気のある皆さんの応募をお待ちしています!

募集人数 2名程度
試験内容 面接
選考基準 30歳くらいまでで、 一般外科研修を1年以上修めているもの(平成30年4月時点)
募集期間 平成29年12月末日
身分・待遇 一般財団法人厚生会規程による(詳細は相談)


診療科概要 指導スタッフ 診療科の特徴とアピール点
研修の目的 一般目標 行動目標
研修概要 週間スケジュール 専門医等取得関連
施設認定 施設・機器

診療科概要

畑 正樹

心臓外科主任部長
畑 正樹

 心臓血管外科の現場は、すぐに結果が出るという点で過酷であるかも知れません。たとえば血管を吻合した後、血液を流せば自分が行った治療の良し悪しがすぐに分かってしまいます。流れるべき血流が閉塞したり、止まっているべき血液が流出したりしては、患者さんの状態に直接関わります。しかし、うまくできれば、その場で手応えがあり、治療することの無上の喜びを感じることができます。


 上手に手術ができるようになるためには、多くを見て、実際に経験を積み重ねるしかありません。患者数、手術数の多い施設で20代後半、30代前半の若いうちから数多くの心臓血管手術に参加することが、一流の心臓血管外科医に必要と考えています。当院では、冠動脈疾患、弁膜疾患、さらに大動脈疾患のすべての分野において豊富な経験を積むことができます。若手が執刀するときには、経験豊かなスタッフがすぐ脇で見守り、何かあればすぐに交代します。自信をもってこうした体制をとれる病院はそれほど多くはないでしょう。


 緊急症例も多く、決して楽な現場ではありませんが、心臓血管外科に興味ある研修医は、ぜひ一度見学にきて、仙台厚生病院での後期研修にトライしてください。

 ・心臓血管外科「指導スタッフ」
 ・心臓血管外科「治療実績と症例数」

診療科の特徴とアピール点

 全国的にも多数の手術症例数があります。当院で数多くの手術経験をし、手術のできる心臓血管外科医を目指してください。

研修の目的

 心臓血管外科の後期研修は原則として一般外科研修修了者を対象とする。心臓血管外科医は対象疾患が特殊なため、高い技術と知識、適切かつ迅速な判断力を要求される。それら全般的な習得が最終目的となる。

 研修内容に関して、仙台厚生病院は胸部外科学会、心臓血管外科学会、血管外科学会の三学会よりなる心臓血管外科専門医認定申請に必要な基幹病院に認定されている。当院のカリキュラムは心臓血管外科専門医認定機構ホームページ(http://cvs.umin.jp/)にも掲載されている。

一般目標

 心臓血管外科専門医認定機構による心臓血管外科専門医育成のための基本概念をふまえ、心臓血管外科専門医認定基準を満たし、倫理観を持ち、医療事故防止対策、感染対策、医療経済にも十分に配慮できる有能で信頼される心臓血管外科医を育成することを目標とする。


 具体的目標
  • 1) 術前術後の管理が理論的にできる。
  • 2) 手術適応をエビデンスに基づいて決定できる。
  • 3) 手術の助手として手術全体をマネジメントできる。
  • 4) 人工心肺を含めた補助手段について精通する。
  • 5) 術者として、国内一流レベルまで到達する。

行動目標

 上記目標にむかって、毎日の行動を規定すること。理論に関しては、指導医の指導を受けて論文、成書等でそれを深める事が重要である。技術に関しては、術中に指導されたことを習得するために、毎日練習することを求める。

研修概要

 手術手技に関して当院では、「なるべく早い時期(出来れば20才台)から心臓血管外科、手術手技のトレーニングを行った方が有能な心臓血管外科医が育つ」と考え、可能な限り早期から手術、術者を行えるように考えている。

 毎週月曜から金曜日まで、1日1例ないし2例ある開心術症例、年間合計270〜300例の開心術に入る。手術が終わるとICUで術後管理を行う。心臓血管外科は単一チームのグループ制で行い、術前診断、手術計画、手術、術後集中治療室での呼吸、循環管理、術後退院までの治療を主治医の一員として責任を持って行う。

 心臓血管外科医と循環器内科医で週1回合同カンファランスを行い、問題ある症例に関し討論する。心臓血管外科関連学会、地方会に積極的に参加、発表の機会を与える。

週間スケジュール


  午前 午後
ICU回診
病棟回診
手術
手術
翌日の手術症例の検討
手術の説明
合同カンファランス
ICU回診
病棟回診
手術
手術
翌日の手術症例の検討
手術の説明
ICU回診
病棟回診
手術
手術
翌日の手術症例の検討
手術の説明
ICU回診
病棟回診
手術
手術
翌日の手術症例の検討
手術の説明
ICU回診
病棟回診
手術
手術
翌日の手術症例の検討
手術の説明
外来

専門医等取得関連

 技能の上達を、心臓血管外科専門医、臨床経験評価方法に従い評価する(心臓血管外科専門医認定機構ホームページ参照)。具体的には冠動脈バイパスに用いるグラフト採取、及び末梢血管の露出など基本的な血管の取り扱い、及び人工心肺装着を習得する。その後、第二助手から次のステップの第一助手になるが、当院では第一助手に重点を置いている。

 これは第一助手が十分な術野の確保、展開を行うこと(これがなかなか難しい)により、術者が容易に手術操作を行う事が出来、それが手術時間の短縮、最終的には良好な手術の結果を生む事となる為である。そして、第一助手を全うできる助手は、術者として十分な実力が有ると認められる。

モデルプラン

 1年目
基本的手術手技 グラフト採取等 120症例
難易度(A)手術 ASD等の開心術 術者4症例
難易度(B)手術 単弁置換術、CABG1〜2枝 術者4症例、第一助手10症例
難易度(C)手術 CABG3枝以上、弁形成等 第一助手10症例
 2年目
基本的手術手技 グラフト採取等 100症例
難易度(A)手術 ASD等の開心術 術者4症例、第一助手10症例
難易度(B)手術 単弁置換術、CABG1〜2枝 術者8症例、第一助手20症例
難易度(C)手術 CABG3枝以上、弁形成等 術者10症例、第一助手20症例

 モデルプランであるが、当院では2年以内で専門に認定が必要な手術点数250点以上(2年終了時350点)を獲得できる。1年目に術者を40例経験した例もあり、本人のやる気次第で症例数は増える。

 仙台厚生病院は胸部外科学会、心臓血管外科学会、血管外科学会の三学会よりなる心臓血管外科専門医認定申請に必要な基幹病院に認定されているので、当院での経験は心臓血管外科専門医申請における実績となる。

施設認定

  • 日本胸部外科学会認定医認定制度指定施設
  • 日本胸部外科学会・日本心臓血管外科学会・日本血管外科学会
  • 三学会構成心臓血管外科専門医認定機構基幹施設
  • 日本外科学会外科専門医制度修練施設

施設・機器

 ・心臓血管外科「医療設備」
 ・心臓血管外科「先進医療への取り組み」



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